メッシ、得意のセビージャ相手に快挙…1試合で直接FK2発はキャリア初 | ニコニコニュース

セビージャとの対戦を得意とするメッシ(右)[写真]=Getty Images
サッカーキング

 11日に行われたUEFAスーパーカップ・セビージャ戦で、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが直接フリーキックから2得点を決めた。メッシが1試合で2度直接フリーキックを決めたのはキャリアで初めてのことだ。

 またメッシは、この日セビージャと公式戦で戦うのは24試合目。この日の2ゴールでセビージャからこれまでに奪った得点数は24に伸び、1試合1得点を決めていることなになった。メッシはアトレティコ・マドリードにも24試合で24得点を決めており、セビージャはメッシにとってアトレティコ・マドリードと同様に、最も得意な対戦相手となった。

 スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 メッシはリーガ・エスパニョーラでこれまでにセビージャと18試合対戦し、19得点を記録。またスーペル・コパ(スペイン・スーパーカップ)で対戦した時は2試合でセビージャから3ゴールを奪い、UEFAスーパーカップでも2試合で2ゴールを記録。唯一、セビージャ相手にゴールを決めれなかった大会は2010年のコパ・デル・レイだった。メッシは公式戦でセビージャ相手に24試合で24得点を決めており、得意としている。

 さらに251得点の元スペイン代表FWテルモ・サラ氏を抜いて、リーガ・エスパニョーラ歴代最多得点記録を更新したゲームの対戦相手もセビージャだった。カンプ・ノウで行われたゲームで、メッシはセビージャ相手にハットトリックを達成していた。

 メッシはこの日の2得点で、レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの記録にも並んだと、スペイン紙『アス』が伝えた。

 欧州の公式戦において、C・ロナウドは合計で80得点を決めており、歴代最多得点者だった。しかし、メッシがセビージャ戦で2得点を決め、欧州の舞台での総得点数を80とし、C・ロナウドの記録に追いついた。

 C・ロナウドは122試合で80得点を達成したが、メッシは103試合で80得点に到達した。C・ロナウド、メッシの次に欧州の舞台でゴールを最も決めているのは元レアル・マドリードのキャプテンだったラウール・ゴンサレスで76得点だった。

 メッシとC・ロナウドは今シーズンも例年どおり、いろんな角度から比較されるだろう。