北海道紋別市の山中で11日、軽乗用車のドアと地面の間に挟まっている市内在住、60代の女性が見つかった。8日以降、3日間にわたって身動きが取れなかったとみられる。女性は背中や胸に痛みを訴えて入院したが、命に別条はないという。

 紋別署によると、現場は女性が所有する畑の近くにある砂利敷きの坂道。8日午後4時ごろに降車した際、ギア操作を誤ったため車が後ろに下がり始め、女性は止めようとして転倒し、開けっ放しだったドアと地面の間に挟まれたという。

 紋別署は「3日間のうちに雨が降り、重い脱水症にならずに済んだのではないか」と指摘。回復を待って状況を聴くことにしている。

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