元社員がエレベーターを人為的に操作して停止、利用者閉じ込め シンドラーエレベータが謝罪

国土交通省の発表
ねとらぼ

 シンドラーエレベータの元社員が、エレベーターを人為的に操作して利用者を閉じ込める事案が複数発生していたことが明らかになった。同社が国土交通省に報告した。

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 シンドラーが保守点検業務を行っているUR住宅のエレベーターで、6月下旬以降、原因が特定できない閉じ込め事案が複数発生していた。8月2日に民間施設のエレベーターでシンドラー社員が閉じ込められる事案が発生。通報に不自然な点があったことから社内調査を行ったところ、この社員本人が関与を認めたという。

 当該社員の関与が明らかになった閉じ込め事案は8件(本人の閉じ込めも含む)。乗場から戸の鍵を開けて安全装置を作動させたり、機械室で制御盤を操作するなどしてエレベーターを停止させた。社員は8月5日付けで懲戒解雇された。

 国土交通省はシンドラーに対して事案の全容解明や、当該社員が保守点検にかかわった可能性がある物件の緊急点検を行うことなどを指示した。

 シンドラーは謝罪し、国土交通省の指示に迅速に対応するとしている。