採用面接での不適切な質問について、謝罪する「岐阜市教育文化振興事業団」の大見富美雄理事長(左)ら=13日午後、岐阜市
共同通信社

 岐阜市の外郭団体として教育スポーツ施設を運営する「岐阜市教育文化振興事業団」の大見富美雄理事長(62)が嘱託職員の採用面接で、在日韓国人の男性(63)に、当時勤めていたコリア国際学園(大阪府茨木市)について「北か、南か」と質問していたことが13日、分かった。

 大見理事長は同日記者会見に応じ「業務とは関係ないことを聞き、不適切だった。大変申し訳ない」と陳謝した。既に事業団として男性に謝罪したという。

 事業団の説明によると、男性は「岐阜市少年自然の家」の管理職員の募集に応じ、4月15日に採用面接を受けた。