気象庁は13日、新型気象衛星ひまわり8号が中国天津市で12日午後11時半(日本時間13日午前0時半)に起きた爆発とみられる画像を捉えていたと明らかにした。画面上に写し出された小さな白い点が時間がたつにつれ、南の方向に拡散していく様子が分かる。

 気象庁によると、ひまわり8号は10分に1度、赤外線で地球上の様子を撮影している。爆発の約20分後に撮影された画像に白い点が現れ、徐々に拡大していった。

 同庁は「爆発が起きたのに近い時間と場所で何らかの物を捉えた可能性があるが、何かは分からない」としている。