<コミケ88>非公式ハウツー動画の森永製菓が初出展 マッチョの「10秒チャージ隊」に行列 | ニコニコニュース

「コミケ88」に初出展した森永製菓のブースでパフォーマンスを披露する「10秒チャージ隊」
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 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)88」の企業ブースに森永製菓が初出展している。ブースでは、ゼリー飲料「ウイダーinゼリー」3000個を販売するほか、“筋骨隆々”の男性3人で構成された「10秒チャージ隊」と“筋肉に囲まれた写真”が撮れるパフォーマンスを実施。出展に先駆けて6日から配信している同社のコミケ非公式ハウツー動画「HOW TO SURVIVE COMIC MARKET」が話題を呼んでいることもあり、ブースには常時行列ができるなど好評を博している。

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 同社では、元々コミケでは近隣のコンビニエンスストアで「ウイダーinゼリー」が大量に積まれていることなどから、需要があると分析。「それならば、本格的にやってしまおう」(同社担当者)と考え、出展を決めた。出展に先駆けて、コミケでのルールやマナーを教える非公式のハウツー動画を特設サイトなどで配信。外国人の参加者がコミケをさまよう様子などを冒険ふうに描いた動画で、14日までで約17万5000回再生されるなど人気を集めた。同社担当者は「コミケには『ウイダーinゼリー』がいいよと知ってもらいたかった。ひとひねり入れて。こんなに広がるとは予想以上だった」と明かす。

 ブースでは来場者に「ウイダーinゼリー」を販売し、購入者にはイラストレーターのchamooiさんがデザインしたオリジナルステッカーをプレゼントしているほか、筋骨隆々の男性3人で結成された「10秒チャージ隊」が登場。購入者は記念写真を撮影することが可能で、“お姫様だっこ”をされる「お姫様マッチョ」や騎馬戦のようなポーズで写真が撮れる「騎馬マッスル」、周囲を囲まれる「筋肉乱舞」などの応援パフォーマンスが体験できる。ブースには記念撮影の希望者で行列ができ、担当者は「どれぐらい来てもらえるか不安だったが、想像以上」と喜ぶ。「ウイダーinゼリー」は3日間で9000個を販売する予定という。

 同社では「次回(冬開催予定のコミケ89)もできれば参戦したい。ただ、熱中症などもあるので、夏コミこそが『ウイダーinゼリー』がお役に立てるのでは」と話している。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。2014年夏は期間中の3日間で約55万人、同年冬は同じ3日間で約56万人を集めている。今回88回目の開催を迎えるにあたり、イベントのカタログ表紙に新谷かおるさんのマンガ「エリア88」を起用して話題になった。16日まで開催。