タリバン新リーダーに「忠誠」=アルカイダ指導者が声明

 【カイロ時事】国際テロ組織アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者は、13日までにウェブサイト上に掲載された音声による声明を通じ、アフガニスタンの反政府勢力タリバンの新たな最高指導者マンスール師に「忠誠を誓う」と表明した。

 7月末に死亡が公表されたタリバン前最高指導者のオマル師は、アルカイダ前指導者の故ビンラディン容疑者を長年にわたって保護。2001年に米英主導のアフガン攻撃でタリバン政権が崩壊した後も双方の関係は続いた。

 声明は、アルカイダが過去の「恩義」から、現在もタリバンに敬意を払っていることを示している。ザワヒリ容疑者自身もタリバンの保護を必要としているとみられる。

 タリバンとアルカイダは、14年以降急速に存在感を高めた過激派組織「イスラム国」と対立関係にあり、同組織に対抗する上でも共闘を進める可能性が高い。