河野洋平元衆院議長は13日夜のBSフジ番組で、安倍晋三首相が14日に発表する戦後70年談話に関し、歴代首相談話と同様に「心からのおわび」を明確に盛り込むべきだとの考えを強調した。「首相が『おわびを言わなくても分かるだろう』と言っても、言わなければ分からないという人もたくさんいる」と述べた。

 戦後70年を記念し、靖国神社とは別の新国立追悼施設の建設事業を始めるべきだとも訴えた。

 自民党の稲田朋美政調会長が、東京裁判検証組織設置の方針を示していることに関し「自民党という政権政党は歴史修正主義の種を持っていると思われても仕方ない。非常にまずい」と批判した。