ゴミ袋の色を間違えた71歳の母、娘が不法投棄で市に訴えられる | ニコニコニュース

ゴミ袋の色が違うだけで、大騒動に!(C)AFLO ※イメージ画像
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 英国・バーミンガムで美容サロンを経営する女性が不法投棄で市に訴えられている。理由は、彼女の71歳になる母親がゴミ出しの際に袋の色を間違えたことによるもので、当日彼女は運営する別のサロンにおり現場にはいなかったが、責任者として訴えられてしまった。経営者女性はゴミ出しの間違いに関しては大枠で認めてはいるものの、この訴えを「不条理だ」として憤りを隠せないでいる。

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 訴えられたのは、美容サロン経営者のスーザン・ル・プロビデン。当日の出来事に関し、「あの日は母が手伝いにきてくれていた」「誰でも間違いはあることだし、責めようなんて思わない」「彼女は黒いゴミ袋を使い、ゴミを指定の場所に置いた。どこでも構わずに捨てたりなんかしていない」とコメント。当日プロビデンは別のサロンにおり、「私に責任があるのは認める。だが、母がゴミを捨てるとは思わなかった。ゴミ袋の色について説明していなかった」と話す。

 また、「これまできちんとゴミを捨ててきたのに、今回のことで常習犯の様に扱われている。ショックだし怒りを感じる」「あのゴミが私たちのものだったことは否定しないが、私が不法投棄で有罪だとは思わない。小規模なサロンで、そんなに大量のゴミがあるわけではない」とも語るスーザン。さらに「許しがたいのは、こんなにバカバカしい裁判のために税金がつぎ込まれているということ」と加え、今後の裁判を「道徳上の信念のために戦う」と明かしている。