エクアドル・コトパクシ山の噴煙=14日(ロイター=共同)
共同通信社

 【リオデジャネイロ共同】南米エクアドル中部にある標高約6千メートルのコトパクシ山の火山活動が活発化したため、同国のコレア大統領は15日、非常事態宣言を出した。現地からの報道によると、数百人が避難した。

 14日以降、小規模な爆発を繰り返し、噴煙が数千メートルの高さに達したほか、約50キロ離れた首都キトにも火山灰が降った。

 コトパクシ山は、氷河に覆われているため火山泥流が高速で流れ落ちるなどとして世界で最も危険な火山の一つとされる。登山家にも人気があるが、当局は付近への立ち入りを規制している。

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