英語の道路標識ってどんなこと書いてある? | ニコニコニュース

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日本人がアメリカに行ってクルマを運転すると、右側通行だけでなく道路標識にも戸惑うのではないでしょうか。英語で書いてある標識の中には、初めて見ると意味が分からないものもあります。今回は「アメリカの道路標識に何て書いてある?」です。

アメリカでよく見る交通標識の「英語の表記」をご紹介します。

●SPEED LIMIT 75


⇒速度制限75マイル
数字の入った制限速度を示す標識です。日本人はマイルで表示されてもすぐに分からないですよね。75マイルは時速約120キロメートルです。

●STOP


⇒一時停止
信号がない交差点などでよく見掛ける標識です。危ないから一時停止しましょう。

●NO PARKING


⇒駐車禁止
そのままですね。この標識以外に路肩の色分けで駐車禁止を示すこともあります。

●NO PARKING 9:30PM TO 5:30AM


⇒午後9時30分から翌日の午前5時30分まで駐車禁止
時間表示付きの駐車禁止の場合は表記はこのようになります。

●ROAD CONSTRUCTION AHEAD


⇒前方で道路工事中
日本人の場合は「ROAD CONSTRUCTION」より「工事中」と書いてもらった方が分かりやすいですね(笑)。

●RAIL ROAD CROSSING


⇒踏切あり
あまりお目に掛かりませんが、×形のサインボードにこのように書かれています。

●DO NOT ENTER


⇒進入禁止
そのままですね。

●DEAD END


⇒行き止まり
「デッドエンド」というのが日本人にはオーバーに感じますね(笑)。

●NO TURN ON RED


⇒赤信号時右折禁止
アメリカではクルマは右側通行で、基本信号が赤でも一時停止すれば右折できます(州によって違います)。でもこの標識があると右折してはいけません。

●LEFT LANE MUST TURN LEFT


⇒左レーン左折専用
ぱっと見て意味を把握するまで時間がかかるかも……です。

●NIGHT 35


⇒夜間制限速度35マイル
日本と違ってアメリカの道路には路肩に街灯がないことも多く、夜間走行で速度制限がかかったりします。35マイルは時速約56キロメートルです。

●DETOUR


⇒迂回(うかい)路
これはあまり日本人が知らない単語なのではないでしょうか。初見時にはとまどうかもしれません。

●TOLL ROAD


⇒有料道路
これも初めて見ると意味が分からないかもしれませんね。

●VACANCY


⇒空き
主に駐車場でお目に掛かるサインです。これが表示されていると駐車できます。

●ONE WAY


⇒一方通行
大きな矢印と共にこう書かれています。

●YIELD


⇒譲れ
アメリカではよく見掛けますが、日本にはないサインですね。高速道路の合流地点などにもこのサインがあったりします。

●YIELD TO PEDS


⇒歩行者優先
PEDSは「pedestrians」(歩行者)の略ですから「歩行者に道を譲れ」です。

●DO NOT PASS


⇒追い越し禁止
日本でも「パッシング」といいますが、PASSは「追い越し」の意味です。

●BUMP


⇒凸あり/段差あり
でこぼこしてる道路などにはこのような標識があることが。

●DIP


⇒凹あり/くぼみあり
くぼみに対する注意ですが、こちらも初見時には分からないのでは!?

●Hwy


⇒高速道路:highwayの略です。

●Expwy


⇒高速道路:expresswayの略です。
日本でイメージする高速道路は、アメリカでは「expressway」の方です。

●INTERSTATE


⇒高速道路
各州を結ぶ基幹高速道路のことです。「INTERSTATE CALIFORNIA 10」というサインだったら「高速道路カリフォルニア10号線」です。

●ROUTE


⇒幹線道路/国道
「ROUTE66」(国道66号)なんてサインが出ています。

●Blvd


⇒大通り:boulevardの略です。
『Sunset Boulevard』(邦題:サンセット大通り)という映画がありましたが、「ブルバードって何?」なんて思ってしまうかも。

いかがでしたか? アメリカに旅行に行って、クルマを運転しながら見慣れない標識があると「今の何?」なんて慌てることもあるのではないでしょうか。今回紹介した表記を覚えておくと慌てなくて済むかもしれませんよ。

(高橋モータース@dcp)