8.6秒、クマムシら流行語大賞に意欲 今後の強敵出現に「ビクビク」 | ニコニコニュース

合同ライブや流行語大賞への意気込みを語った(前列左から)8.6秒バズーカー、クマムシ、(後列左から)バンビーノ、ピスタチオ (C)ORICON NewS inc.
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 今年ブレイクを果たしたお笑いコンビ・8.6秒バズーカー、クマムシ、バンビーノ、ピスタチオによる合同ライブ『OPARTY』が18日、東京・渋谷公会堂で開催される。“今年の顔”としてお笑い界を賑わした4組は、ORICON STYLEのインタビューで同ライブへの意気込みや、年末の流行語大賞への期待などを語ってくれた。

<昨年は>エレキテル、流行語ジンクスに“発奮”「断ち切る!」

 同ライブでは、各コンビお馴染みの持ちネタはもちろん、今回限りのユニットコントや新ネタも披露。バンビーノの石山大輔は「ゴリゴリのお笑いって感じじゃないかな~。エンターテイメントショーを観てるような感じで観てもらいたい」と呼びかけ、ピスタチオの伊地知大樹も「一日だけジャニーズのアイドルみたいな気持ちで臨みたい」と目を輝かせた。

 多忙を極める4組とあってネタ合わせの時間はわずかだという。本番当日まで集まれるのも数回しかなく「けいこも深夜から朝まで…」と寝る時間を惜しんで励んでいる。けいこ段階では不安な要素は多いが、クマムシの長谷川俊輔は「バタバタ具合も楽しんでほしい」と笑顔でアピールした。

 18日の東京公演を皮切りに、9月13日に愛知県芸術劇場、10月19日に大阪国際交流センター、20日に札幌市教育文化会館、11月23日に福岡市民会館の5都市を巡る。「ここまで大きくなるなんて思わなかった」と驚く先輩たちを横目に8.6秒バズーカーのはまやねんは「話題作りでもいいんで海外公演をしたいですね!」とブレイクで培った“強心臓”で海外進出の夢をぶち上げた。

 ここまで人気を獲得すると、やはり気になるのは年末の流行語大賞だ。昨年は日本エレキテル連合が「ダメよ~、ダメダメ」で大賞を受賞したが、4組も「ラッスンゴレライ」「あったかいんだからぁ~」「ダンソン! ニーブラ!」「なんのっ!?」と負けず劣らずの特徴的なフレーズを持っており、大賞獲得の期待は大きい。

 中でも大本命の呼び声が高い8.6秒バズーカーの田中シングルは「最初はいいかなって思ってたけど、欲しくなってきた。振り返ったときに大賞を獲ってたってすごい」と意欲。トークが沸くと長谷川も「僕も獲りたい!」と横入りし、火花を散らした。

 しかし、まだノミネート発表まで数ヶ月残っている。意欲を示した長谷川だが「これから大きな事件とか、スポーツ選手が金メダルを獲るとかあるかと…、今からビクビクしてます」と本音を漏らすと「このまま行ってくれって思う」と切実にポツリ。石山も「獲るんだったらこの4組。ここから出てほしい」と願った。

 今年は、若手を中心とした多くの芸人がブレイクし、お笑い界の“豊作”とも言える年となっている。2015年を象徴する言葉として、新進気鋭の4組が爪痕を残せるのか、注目したい。