ココリコ・田中が真夜中に電話をかけ続けたお相手は!? | ニコニコニュース

自身が手掛けた動物図鑑の発売記念トークショー&サイン会に出席したココリコ・田中
Smartザテレビジョン

ココリコ・田中直樹と長沼毅広島大学准教授は、自身が手掛けた動物図鑑「ココリコ田中×長沼毅presents 図解 生き物が見ている世界」(学研パブリッシング)の発売を記念して、8月16日(日)に東京・新宿の紀伊国屋書店で発売記念トークショー&サイン会を開催した。

【写真を見る】田中が真夜中にラブコールをかけ続けたのは奇抜なシャツで登場した広島大学准教授・長沼毅氏!

ヒトを含めて全34種類の“生き物が見ている世界”をイラスト化し、生態とともに紹介している図鑑。「制作に2年半以上かかった」と語る田中は、「生き物たちが見ているであろう世界をオールカラーで描いた、今までになかった本ができました。本当に大好きな本が出来上がった」と感無量の様子。科学界のインディ・ジョーンズという異名をもつ長沼先生は、「科学的に間違いのないようにしたかったが前例のないことで難しかった。でも、英語の論文などを和訳したものを田中さんが読んで理解を深めていくなど、サイエンティックな根拠のあるものになったと思います。この本の出来はピカイチですよ」とPR。

本のクオリティを上げるために夜中に電話をして先生を叩き起こして相談に乗ってもらっていたという田中。そうやって完成した本を子供に見せた田中は、「小学1年生の下の子がこの本を見て、動物が人間と違う世界を見ていることに驚いていました。すべての生き物が自分と同じ世界を見ていると思っていたみたいで…。それは逆に新鮮な意見でした」と発見もあったよう。

小学生から大人まで老若男女が参加したトークショーでは、観客からの質問に応えるなど和やかなムード。「紫外線と赤外線のどちらを見えるようになりたいですか?」という質問には、「紫外線が見たい! できれば昆虫になって、皆さんにこういう世界だよ、と教えたいです。きっと不思議な世界が広がっていると思います」と田中。「蜂が人に寄ってくる理由は?」という質問に対しては、長沼先生が「蜂などの昆虫には紫外線が見えているので、その紫外線に寄ってきている可能性も。実は安物の洋服は紫外線を反射しやすいようなので、高級品を着たら解決するかも」と笑いを交えて応える場面も。それに対して田中は、「初めて知った! そうですか。面白いですね」と興味津々だった。

ライオンやイヌなどの哺乳類から田中が大好きなサメ、深海魚、爬虫類まで様々な生き物の見ている世界について熱く語った2人。田中は、「今回は34種類の生き物しか調べられずこの本にも載せられなかったんですが、これからも生き物が見ている世界を調べていきたいです!」と意気込みを語っていた。