米バットマン、事故死 苦しむ子供たちを勇気づけるため活動 | ニコニコニュース

“ルート29のバットマン” 交通事故で死去※ABCニュースサイトのスクリーンショット
クランクイン!

 バットマンのフルコスチュームとバットモービルに乗って、病気などで苦しむ子供たちのもとを訪れ勇気づける活動をしてきた “ルート29のバットマン” こと、レニー・ロビンソン氏が、交通事故により亡くなった。51歳だった。

【関連】YouTubeで一番人気のアメコミ・ヒーロー発表

 アメリカ・メリーランド州にある国道ルート29を、バットマンロゴ入りナンバープレートを付けたランボルギーニで走行し注目を集めたロビンソン氏。米ABCによれば、現地時間16日、高速道路で車がエンジントラブルを起こし車外で立ちすくんでいたところ、ほかの車が突っ込んだと警察が発表したという。加害者などの情報は明らかとなっていない。

 3人の子を持つロビンソン氏は、メリーランド州ボルチモア郡出身のビジネスマン。バットマンに変装するべくアイテムを集め、車を改造。病院を訪問し子供たちを元気づけ慰める活動を行い、2012年にメディアの注目を集めた。

 ロビンソン氏は生前のABCの取材で、バットマンとして子供たちを慰問するのは人生の一部になってきているとコメント。子供たちに「毎日がもっとよくなることを想像してみて」と語りかける姿が報じられた。