コスタリカ国立博物館のマーク(上、同館のホームページから)と東山動植物園のシンボルマーク(下、同園提供)
共同通信社

 2020年東京五輪の公式エンブレム制作者佐野研二郎氏(43)がデザインした東山動植物園(名古屋市)のシンボルマークが、中米コスタリカの国立博物館のマークに似ているとの指摘があり、同園がマークを提案した企業に事実関係の調査を依頼したことが18日、分かった。

 同園によると、シンボルマークは佐野氏が手掛け、13年に採用した。黄色の三つの円を重ねてできた動物の顔と、緑色の六つのつぼみで表現した植物の顔を表したものを並べて配置。それぞれ動植物園の妖精を表現したという。

 今月、植物の顔がコスタリカの国立博物館のマークと似ていると外部から指摘があった。