Microsoft、Windows 10の新ビルドを公開、インサイダープログラム参加者への早期提供を続行 | TechCrunch Japan

Microsoftは今日(米国時間8/18)、新しい Windows 10ビルドを公開し、同社の「インサイダー・プログラム」に参加しているデベロッパーとファンたちが、今後も一般ユーザーより先にビルドを入手していくことを約束した。

要するに、Windows 10を正式公開 ー 詳しくはこちら ー した後も、Microsoftは引き続き、新たな機能などをこの有志によるテスティングコミュニティーに提供していくということだ。この選択は、Windows 10を定期的にアップデートしていくという同社のゴールとも一致する。一貫したリリースのためには、テスターが必要だ。よって、Windowsインサイダープログラムは生き続ける。

今日その約束とともに配られたのがWindows 10 ビルド10525だ。この新ビルドは、’Fast Ring’ を選択しているインサイダーたちに配布されるもので、新しいカラーオプション、テスターがフィードバックを返すための仕組み、およびマシン性能を犠牲にすることなく複数のプログラムを同時に走らせることのできるツール、「メモリー・マネージャー」などが入っている。

投稿の中で、Gabe Aulは次のように語っている:

みなさんをWindows Insiderプログラムの次の段階に正式に迎えることができ、今日新しいビルドを届けられることを大変嬉しく思っている。みなさんには楽しんで使っていただくと同時に、Windows Feedbackアプリを通じてフィードバックを送り続けてくれることをお願いしたい!

ぎこちない感嘆符はさておき、この宣言で興味深いのは、Gabeが古い仲間たちを歓迎する新しい時代というのが、古い時代と実によく似ていることだ。ほぼ同じに見える。

結局、名ばかりのリリースの後も、Windows 10は一年以上前からほとんど変わることがなく、ついてくるのはMicrosoftが実験室から出したばかりのアップデートと新機能だけだ。

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  (翻訳:Nob Takahashi / facebook