18日、スリランカ・コロンボで、議会選の結果を祝う与党統一国民党(UNP)の支持者ら(AP=共同)
共同通信社

 【コロンボ共同】インド洋の島国スリランカの議会選(一院制、定数225)で、同国メディアは18日、シリセナ大統領を支持する与党統一国民党(UNP)が第1党になり勝利したと伝えた。汚職追放や、日本や欧米との「全方位外交」を進めるシリセナ政権の改革路線が支持されたとみられる。

 一方、1月の大統領選で敗れ、野党候補として立候補したラジャパクサ前大統領も議席を獲得したもようだ。親中国路線と強権的な政治手法で知られるラジャパクサ氏の政界復帰により、同氏の支持勢力と政権との摩擦が強まる可能性がある。

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