【ニューヨーク共同】国連は19日、中央アフリカに展開する国連平和維持活動(PKO)部隊の要員3人が、同国中部で未成年を含む若い女性3人に性的暴行を加えた疑いがあると発表した。

 国連によると、12日に女性の家族が部隊に被害を申し立てた。中央アフリカのPKO部隊では要員らが少年と父親を殺害し、少女に暴行した疑いが浮上し、12日にPKOトップが引責辞任したばかり。

 国連は性的暴行に関わった疑いのある要員らの出身国に対し、事件を調査する意思があるかどうかを10日以内に通知するよう求めた。拒否した場合は国連が調査する。国連は出身国を明らかにしていない。