【オリコン】ゴルゴ松本『あっ!命の授業』が初のTOP10入り | ニコニコニュース

初のTOP10入りを果たした、ゴルゴ松本の『あっ!命の授業』(廣済堂出版)
オリコン

 「命」や「炎」を体で表す一発ギャグで知られるお笑いコンビ・TIMのゴルゴ松本が、「漢字から人生を前向きに生きられるヒントが得られる」と提唱する「命の授業」を書籍化した『あっ!命の授業』(4月発売)が「8/24付オリコン週間“本”ランキング」の総合部門にあたるBOOK部門で10位(週間売上1.7万部)にランクイン。先週付23位から上昇し、ランキング登場17週目で初のTOP10入りを果たした。

ゴルゴ松本、『命の授業』大反響も謙虚 きっかけは後輩への叱咤激励

 ゴルゴが2011年よりボランティアで始めた少年院での「命の授業」で伝える“熱いメッセージ”は多くの共感を獲得。日本語の魅力に取りつかれた彼が、漢字の成り立ちやその意味を通して、日本人の心や命の尊さを伝える授業には、小・中学校や企業などからもオファーが寄せられている。今週付では週間売上部数および獲得順位ともに同作最高を記録しており、授業への反響の高まりとともに、さらなる売上の上昇が期待される。

 そのほかBOOK部門では、曽野綾子の新書『人間の分際』(7月30日発売)がランキング登場1週目となる先々週付の19位、先週付の10位から順調な動きを見せて、登場3週目で2位を獲得した(週間売上3.8万部)。作家として60年以上にわたり、第一線で活躍してきた著者の人生経験に裏打ちされた人生観が詰まった同書。自身の新書としては、『老いの才覚』(2010年9月発売)と『人間にとって成熟とは何か』(2013年7月発売)に続いて3作目となる同部門TOP3入りを果たした。

 なおコミック部門では、諫山創『進撃の巨人』最新17巻(8月7日発売)が2週連続で1位(週間売上53.3万部)をキープする一方、九井諒子『ダンジョン飯』最新2巻(8月12日発売)が第1巻の最高週間売上5.2万部(最高11位)を大きく上回る週間売上22.5万部を記録し、3位となる快進撃を見せている。