ワシントンで講演する米国のバイデン副大統領=6月(AP=共同)
共同通信社

 【ワシントン共同】米民主党のバイデン副大統領(72)が22日、首都ワシントンの公邸で同党左派の女性有力者ウォーレン上院議員(66)とひそかに会談した。米メディアが報じた。

 ウォーレン氏は、次期大統領選の民主党候補指名争いで最有力と目されるクリントン前国務長官(67)への対抗馬として、党内左派の期待を集めた人物。バイデン氏が指名争いへの出馬を本気で検討しているとの観測に拍車が掛かっている。

 ウォーレン氏は、ウォール街に象徴される既得権益を厳しく批判。リベラル層の間でカリスマ的な人気があるが、本人は一貫して出馬を否定している。

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