澤穂希、新婚実感なし「名字変わったくらい」も遠距離婚は「信頼関係あれば大丈夫」 | ニコニコニュース

新婚ホヤホヤの澤穂希
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なでしこリーグ・INAC神戸のMF澤穂希が8月23日、都内のホールで行われた米映画「わたしに会うまでの1600キロ」のトークイベントにゲスト出演した。

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澤は今月8日に、サッカーのJ1仙台の強化・育成部に所属する辻上裕章氏と入籍し、同11日に発表。新婚ホヤホヤで、観客からも「おめでとう」の声が上がったが「今は(神戸と仙台で)別々に暮らしているので、正直そういう感じはあまりないですね。役所関係で名字が変わったくらい」と自ちょう気味に語った。

シーズン中であることから、しばらくは遠距離婚が続くようだが「(ドイツ・ヴォルフスブルグ所属の)大儀見(優季)選手なんか、日本と海外ですからね。信頼関係ができていれば大丈夫ですよ」と心配はしていない様子。当然のように毎日連絡は取っており、その手段については「そこ、聞きます? まあ、皆さんと同じですよ」と照れながらかわした。

映画は、リース・ウィザースプーン扮する主人公が自分を見つめ直すために、米西海岸にある約1600キロの自然道を3カ月かけて踏破した実話に基づく物語。澤は、「自分もここまでくるのにいろいろな困難があった。でも、目標や夢を持って最後までやり切る姿に共感できました。自分を重ねながら見ているところもありましたね」と感想を語った。

15歳で日本代表入りした澤自身も、企業の撤退による契約打ち切り、単身での渡米などの苦難を乗り越えてW杯に6度出場、2011年のドイツ大会では優勝とMVP、得点王と頂点を極めた。「去年、代表を外れた時は心が折れそうになったこともあったけれど、周りの人たちに相談して支えになってもらった。主人にもいろいろ話して、アドバイスをもらったし、常に自分のことのように相談に乗ってくれる。相手に対し今以上にリスペクトして、彼の支えになれるようにしたい」とノロケも交え話していた。

「わたしに会うまでの1600キロ」は、母親の死、離婚によってどん底まで落ちたシェリルが、自身を再生させるために砂漠や岩山などが連なる自然道パシフィック・クレスト・トレイルを歩く過酷な道程を描くロードムービー。8月28日から全国で公開される。