【北京時事】中国政府は23日、年金基金の株式投資を解禁すると発表した。年金資産の30%まで株式に投資することを認めた。下落傾向が続く株価の下支えを狙った措置とみられる。

 国営新華社通信によると、2014年末時点の年金基金残高は3兆5600億元(約68兆円)で、これまでは損失が生じないよう、国債など安全な資産での運用に限定していた。株価が急落していた今年6月末、株投資を認める方向で手続きに着手した。 

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