東京株、600円超の大幅安=1万9000円割れ、中国懸念高まる | ニコニコニュース

週明け24日午前の東京株式市場は中国経済への懸念を主因とする前週末の世界的な株価下落を受けて売り一色となり、日経平均株価は1万9000円を割り込んだ。取引時間中の1万9000円割れは約5カ月ぶり=都内【時事通信社】
時事通信社

 週明け24日の東京株式市場は、中国経済への懸念を主因とする前週末の世界的な株安を受けて大幅に下落、日経平均株価は1万9000円を大きく割り込んだ。午前の終値は前週末比623円34銭安の1万8812円49銭。取引時間中の1万9000円割れは4月1日以来、約5カ月ぶり。

 中国・上海市場でも24日午前の取引で株価総合指数が8%超下落、中国に端を発した世界的な株安連鎖が止まらない状況だ。

 同日午前の日経平均は一本調子に下げた後、やや値を戻して1万9000円を挟んでもみ合った。しかし、午前10時半すぎに上海市場での株価続落が伝わると、再び下げ幅を拡大した。

 前週末の米国市場では、ダウ工業株30種平均が500ドル以上下落し、過去9番目の下げ幅を記録。24日の東京市場でも、中国の景気減速が世界経済全体に悪影響を与えるとの警戒感が一段と高まり、午前の取引終了間際には1万8797円30銭と3月12日以来の安値を付けた。