韓国ロッテグループの「プレミア ペペロ」(左)と江崎グリコの「バトンドール」
共同通信社

 【ソウル共同】江崎グリコが昨年11月、自社の菓子「バトンドール」の箱の形と酷似した商品を韓国のロッテグループが同国内で販売したと販売差し止めを求めた訴訟で、ソウル中央地裁は23日までに、グリコ側の訴えを認める判決を出した。聯合ニュースが報じた。

 グリコ側が問題視したのは韓国ロッテの棒状チョコレート菓子「プレミア ペペロ」。同ニュースによると、地裁は「箱の配色や(デザインの)構成が酷似している。両商品は競争関係にあり、グリコ側の営業上の利益を侵害する恐れがある」と指摘した。

 ロッテ側は「同様の箱のデザインは海外の他業者も採用している」と反論しているという。

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