NY円急伸、一時116円台=約7カ月ぶり高値

 【ニューヨーク時事】週明け24日午前のニューヨーク外国為替市場では、円買い・ドル売りの動きが加速し円相場は急伸、一時1ドル=116円15銭近辺と、約7カ月ぶりの高値を付けた。世界的な株安連鎖を背景に、投資家のリスク回避姿勢が一段と強まった。

 午前9時半現在は117円20〜30銭と、前週末午後5時比4円71銭の大幅円高・ドル安。

 中国の株安を発端とした世界的な株安に歯止めがかからず、ダウ工業株30種平均の下げ幅が一時1000ドルを超えるなど、金融市場は大荒れの様相を呈した。こうした中、投資家心理が一段と冷え込み、相対的にみて安全資産とされる円に買いが集まった。