ACL柏戦で圧巻の30メートル超えFK弾…パウリーニョ「生涯最高のゴール」 | ニコニコニュース

追加点を挙げた広州恒大MFパウリーニョ [写真]=ChinaFotoPress via Getty Images
サッカーキング

 AFCチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグが25日に行われ、中国の広州恒大は敵地で柏レイソルと対戦し、3-1で勝利を収めた。試合後、追加点となる直接FKを決めたブラジル代表MFパウリーニョが、記者団の取材に応じている。

 6月に広州恒大へ加入したパウリーニョは、この試合で約35メートルの位置から直接叩き込んだ。ワールドクラスのスーパーゴールについては「自分でも驚いたね。人生で初めてFKを決めたよ。普段は(FKを)蹴ったりしないからね。それは僕の仕事じゃないからさ。でも今日の天気を見て、(雨が降っていたから、強いシュートを狙えば)いけるんじゃないかと話していたんだ。それで蹴ってみたら、あのような結果が待っていた。生涯で一番のゴールだね」と自分でも驚くような得点だったことを明かした。

 チームは2013年大会以来2年ぶりの大会制覇を目論む。パウリーニョも「もちろん大会を制したい。でも一歩一歩勝っていく必要がある。まずはファーストレグで勝利を収められたから、次は中国でのリーグ戦に集中して、ホームでのセカンドレグに合わせるよ。0-2で負けても(アウェーゴール差で)勝ち上がれるけど、油断してはいけない。相手は日本のトップクラブで、選手のクオリティも高い。でも僕らが準決勝に進めるチャンスはあるね」と優勝への意欲を見せている。

 中国人選手と、この日対戦した日本人選手の違いについて問われると「似ている選手もいる。俊敏なところとかね。でも詳しくはわからないよ。中国に来てからまだ2カ月だからね。難しい質問だ。でも日本のチームはよりボールをポゼッションしようとする印象があるかな。もう少し中国でプレーを続けたら、両者の特性がより分かるようになるんじゃないかな」と答え、現在はあまり違いがわからないと述べた。

 セカンドレグは9月15日に広州恒大のホームで行われる。