キヤノン、女性社員がプリントニーズを考えた「PIXUS Atelier」新モデル | ニコニコニュース

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キヤノンは26日、女性のニーズに応えるため、女性社員がプロジェクトを組んで企画したインクジェット複合機「PXUS MG7730F」を発表した。発売日は9月3日。価格はオープンで、直販価格は税別30,800円。5万台限定で販売する。

同日発表したインクジェット複合機「PIXUS」シリーズ最上位モデル「PIXUS MG7730」をベースにしたモデル。2014年9月に発表された、女性層をターゲットにした「PIXUS Atelier」の後継機で、女性のプリントニーズに応えることを目的とした。

本体カラーは前モデルと同じオリジナルカラー「エクリュベージュ」を採用するが、前モデルより光沢感を高めている。原稿台カバーにはボタニカルモチーフをあしらい、3.5型の操作パネルも独自のカラーで特別にデザインした。また、PIXUS Atelier専用のAndroid/iOS向け無料アプリ「PIXUS Atelier PRINT」も引き続き提供。スナップ写真やグリーティングカードなど、日常向けコンテンツを手軽に印刷できる。

デザインを除く、ハードウェアの仕様は「PIXUS MG7730」と同等。前面には3.5型の液晶タッチパネルを搭載。給紙機構は2段カセットによる前面給紙で、下段に普通紙125枚、上段に40枚までの給紙が行える。

プリント解像度は9,600×2,400dpi。インクはシアン、マゼンタ、イエロー、グレー、染料ブラック、顔料ブラックの6色独立型を使用する。ドロップサイズは最少1pl。ヘッドのノズルはC/M/Gyが各1,536ノズル、Y/染料bkが各512ノズル、顔料bkが1,024ノズル。公称プリントスピードは、L判カラーフチなし印刷が約18秒、A4モノクロテキストが約15枚/分。CD/DVD/BDレーベルプリントにも対応する。スキャンとコピーのイメージセンサーにはCISセンサーを採用し、光学解像度は2,400×4,800dpi。

インタフェースはUSB2.0、IEEE802.11b/g/n、10Base-T/100Base-TX対応有線LANの3種に対応。無線LANと有線LANは排他使用となる。メモリカードスロットも搭載。本体サイズはW435×D370×H148mm、重量は約7.9kg。