NYダウ急反発、一時400ドル超高=連鎖安に歯止め | ニコニコニュース

 【ニューヨーク時事】25日朝のニューヨーク市場の株価は6営業日ぶりに急反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、前日終値比400ドル超上昇。欧州市場の主要株価も大幅に反発した。中国経済の減速懸念を背景に強まった世界的な株安連鎖は、とりあえず一服した格好だ。

 ダウは取引開始直後から全面高の展開。午前11時20分現在は、401.26ドル高の1万6272.61ドルを付けた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は152.93ポイント高の4679.18。前日の急落を受け、値頃感の出た銘柄の買い戻しが活発化した。

 一方、欧州市場でも英仏独の株価が2%を超える大幅反発となっている。

 中国の上海株式相場はこの日、パニック売りが収まらず7%超の大幅続落となった。ただその後、中国人民銀行(中央銀行)が株安阻止などを狙い追加金融緩和を決定。欧米市場ではこれが好感され、ひとまず売りが収まっている。

 ただ、買いの勢いは強まらず、過去5営業日で1670ドル超下落したダウは、なお年初来の安値水準にある。市場では「中国経済への信頼感は以前ほどなくなった」(大手証券)との見方も根強く、中国の金融緩和効果を見極めるまでは積極的な買いが入りにくい状況だ。

 また、最近の市場の混乱を踏まえ、連邦準備制度理事会(FRB)の利上げに対する見解を探りたいとの思惑も、上値を抑えている。