ブサイクと一緒はあえて?プロフ画像を2ショット写真にするあざとい女子心理を大調査 | ニコニコニュース

ブサイクと一緒はあえて?プロフ画像を2ショット写真にするあざとい女子心理を大調査
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TwitterやFacebook、LINEなど、SNSは現代人にとって今や必須アイテムとなりました。
そしてそれらSNS上で「自分を表現する方法」として最も影響力があるのが、「アイコン画像」
Twitter等にどれだけ鍵をつけようとも、その設定した「アイコン画像」だけは晒されています。
ただ、それは裏を返せば、「アイコン画像でその人のブランディングが出来る」ということ。
アイコンの写真やイラスト等を見て、「この人はどんなひとなのだろう……?」と想像する人も少なくはないでしょう。

ブサイクとの2ショットはあえて?

ですが、最近SNSを見ていて思ったことがあります。
それは、「え? これどっち(の人)?」
そう、アイコン画像を「自分と誰か、複数人で写った写真」に設定している人たち。
これではその人が「どんな人なのか」を想像することが一気に難しくなります。
「右の人だと思って連絡をとっていて実際に会ったら左の人だった」なんてこともあるかもしれませんし、「真ん中の本人以外みんなブサイクだけど、あえてなのか……?」という邪推も生まれかねません。

SNS上での不幸な事件を避けるためにも、ここは明確にしたい!
そこで今回は「アイコンに複数人で写った写真を載せている女子」にその狙いや想いを聞いてみました!

1.複数なら恥ずかしさが薄れる


まず、「複数人で写った写真をアイコンにしている理由」を聞いてみると、

「ピンショだと、恥ずかしいから」(M大学2年・20歳)


「自分一人の写真だとどうしても“自撮り”になるからそれは恥ずかしい。人に撮ってもらったものでも、キメ顔だとやっぱり恥ずかしいので、載せても後ろ姿とかあんまり顔が写っていないものにします」(K大学4年・22歳)

そう、理由として最も多かったのが、「1人の写真は恥ずかしいから」というものでした。
以前書いた「一部自撮り記事」でも取り上げましたが、「自撮り」や「顔の写真」に対して恥ずかしいと感じている女子が多いようです。

2.リア充感・友達が多い感が出る


2番目に多かったのが、「複数人で写った写真をアイコンにしていると“楽しそう”に見えるから」というものでした。

確かに本人だけの写真よりも、「女子2人で顔をくっつけて写っている写真」や「5人ほどでビール片手に笑い合っている写真」の方が、“リア充感”が伝わってきます。

3.仲良し感=可愛い

「いつもより可愛い服を着て、髪も巻いて、綺麗な場所で女の子3人とかで女子会をやっている風景の写真ってすごく可愛く見えるんです。特に同じ系統の女子が集まるとなんとなく可愛く見えます」(O大学4年・22歳)

同じような雰囲気をもったキラキラ女子たちの「オシャレ女子会での写真」。
正直私のような底辺女子大生からすると非常に心がざわつくのですが、カースト上位人から見ると、とても「可愛く見える」ようです。
特に「リムジン女子会」や「ラブホ女子会」等の、服装や背景に統一感のあるオシャレ空間での複数人写真は、「仲良し感」がアップし、さらに「可愛く」見えるようです。

一緒に写る相手の基準は「雰囲気・関係性で選ぶ」


ここで加えて疑問なのが、「一緒に写る相手には何か基準を設けているのか?」ということ。
自分よりやたら可愛い子と写ると比べられてしまいそうだし、逆にやたらブサイクな子と写ると絵ヅラが悪くなりそう……。
この疑問について実際に聞いてみると……。

「相手の顔よりも、写真の雰囲気や自分の写りの良さで選びます。ただ、バランスから見て、あまり可愛くない子との写真だとリア充感が出ないので、ブサイクな子との2ショットは避けます」(K大学2年・21歳)

「正直自分の盛れ具合で決めますが……。ただ、一緒に写っている子が半目だったり変な顔で写っていたらやめます。さすがに可哀想なので。その写真がかなり盛れていたら悔しいです(笑)」(C大学4年・22歳)

「ある程度仲がいい子との写真にしています。そんなに仲良くない子との写真をアイコンにするのはバレた時に気まずいので。その中でも可愛く撮れたものを選びます」(S大学3年・21歳)

どうやら、基準として明確なものが存在しているわけではないようですが、自分の写りの良さと、写真から出るリア充感。そして相手との関係性を基準に選んでいるようです。

「複数人アイコン」には狙いがある

今回の調査から、アイコンを「複数人写真」にしている女子たちは、全員が全員ではないにしろ、なにかしら「狙い」を持って載せているということが判明しました。
アイコン画像を見て、「迷うな~ライトなの~? レフトなの~? どっちがタイプよ~?」等と考えている時点で、我々は彼女たちの策略にまんまと踊らされているのです。

この記事を書いた後に私のアイコンを見ると、浮かべている微笑みがなんとなく悲しそうにみえるのは気のせいでしょうか……。

(文:田中七海)