実はほとんどの人が勘違い・誤解していること10選 | ニコニコニュース

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皆さんの「知識」の中に、実は勘違いしていることや誤解して覚えていることはありませんか? 例えば高級牛肉として有名な「松坂牛」。これを「まつざかぎゅう」や「まつさかぎゅう」と読んでいる人がいますが、実は誤り。正しくは「まつさかうし」です。今回は、こうした多くの人が勘違い・誤解していることを紹介します。

●「ベルリンの壁」


冷戦の象徴ともいえる「ベルリンの壁」ですが、これを「東西ドイツを分断していた壁」と思っている人も多いでしょう。実はこのベルリンの壁は、東ドイツ内にある「西ベルリン」という都市だけをグルッと囲んで造られた壁です、東西ドイツそのものを隔てていたものではありません。

●「ウルトラマンセブン」


「ウルトラマン」をはじめとするウルトラ兄弟。ウルトラマンエースやウルトラマンタロウなど、「ウルトラマン○○」という名前が多いのですが、「ウルトラマンセブン」だけは違います。正しくは「ウルトラセブン」です。

●「TwitterはSNS」


サービス開始から来年で10年目を迎えるTwitter。よく「SNS」の一種と思われていますが、これは誤り。Twitter社自身が、「社会的な要素を備えたコミュニケーションネットワーク」であってSNSではないとしています。

●「ムンクの叫び」


有名な絵画の「ムンクの叫び」ですが、この絵の正式なタイトルは「叫び」。ムンクの「叫び」と呼ばれていたのが、日本ではいつの間にか「ムンクの叫び」とつないで呼ばれるようになりました。ちなみに、絵の人物が何かを叫んでいる絵でもありません。

●「映画の最後のfin」


映画の最後に登場する「fin」という文字。この文字を「ファイン」と読んでいる人がいますが、これは誤り。この「fin」はフランス語やスペイン語で「終わり」を意味するもので、読み方は「フィン」です。

●「馬子にも衣装」


たまに「孫にも衣装」と勘違いして覚え、「孫は何を着てもかわいい」と思っている人がいます。文字に書くと分かりますが、これは間違い。馬子というのは馬を引いて人や荷を運ぶ仕事の人を指す言葉。そうした身分の低い人でもちゃんとした服を着るとまともに見える、といった意味なのです。

●「キューピーマヨネーズ」


「キューピー」というのは間違い。正しい企業名は「キユーピー」と、並字の「ユ」なのです。これはデザイン上でこうなっており、1922年に「キユーピー」で商標登録されています。

●「ジェイソンのチェーンソー」


チェーンソーを手に人を襲うイメージのあるジェイソン。しかし実際に映画の中でチェーンソーを使って人を殺したことはありません。基本的にはパワープレーで浮かれた若者たちをなぎ倒しているのです。

●「複雑骨折」


骨折の種類の一つ「複雑骨折」。これは折れた骨が皮膚を突き破って飛び出すなど、皮膚損傷を伴う骨折のことです。「開放骨折」ともいいます。骨が粉々になっていたり、バキバキと複雑に折れている症状ではないのです。

●「初老」


初老と聞くと、50代や60代といった年齢をイメージするかもしれません。しかし正しくは「40歳」を指す言葉です。今の40歳はまだまだ若いイメージもありますから、40歳を初老というのはなんだか違う気がしますね。

多くの人が勘違い・誤解していることを10個ピックアップしてみました。いかがだったでしょうか? 「これは勘違いしていた」というものはいくつありましたか?

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(中田ボンベ@dcp)