グーグルは検索の傾向も採用基準にしているらしい

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やっぱり世界最大の検索エンジンですから。

最近グーグルに入社したプログラマーの男性は、ちょっと変わった選考プロセスで採用されました。ある日、彼が厄介なコーディングの問題にぶつかった時、グーグルの検索エンジンに「Pythonのラムダ関数リスト」のクエリをプログラム言語で入力して検索しました。

検索結果のひとつを開くとポップアップが表れます。そこには「このプログラム言語が分かるかな? 挑戦してみるかい?」というメッセージと、オンライン採用試験会場「Foo.bar」へのリンクがありました。次々と出されるプログラミングの課題をすべてクリアした後、連絡先を入力されるように求められました。後日、彼は面接に呼ばれて無事採用されたのでした。

こういうケースは前にもあったようですが、グーグルは採用情報として公開していませんでした。難解なプログラムコードを扱う人が調べ物をした時にだけたどりつける、特別な採用試験というわけです。

この件についてオンラインメディアRe/Codeがグーグルに問い合わせたところ、返信として広報から送られてきたのはコードでした。

\u0050\u0075\u007a\u007a\u006c\u0065\u0073\u0020\
u0061\u0072\u0065\u0020\u0066\u0075\u006e\u002e\
u0020\u0053\u0065\u0061\ u0072\u0063\u0068\u0020\u006f\u006e\u002e


これを16進数で解読すると、次のようなメッセージになります。

パズルは楽しいですよ。検索してくださいね


Image by Yeamake via Shutterstock
source: Re/Code

(高橋ミレイ)

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