今度は中島健人×小松菜奈で『黒崎くん』……映画業界“少女マンガ実写化”大乱発のワケ | ニコニコニュース

講談社「別冊フレンド」公式サイトより
おたぽる

 マキノの少女マンガ『黒崎くんの言いなりになんてならない』(講談社)の実写映画化が決定した。ドS男子・黒崎晴人役にSexy Zoneの中島健人、黒崎くんに振り回されるヒロイン・由宇には小松菜奈。そして黒崎くんの親友であり学園のスター・白河タクミ役を千葉雄大が演じる。監督は月川翔、2016年2月27日公開予定。

「イメージぴったり!」「ドS役とか楽しみすぎる!」と、ジャニーズ好きなお姉さまがたは早くもテンションを爆上げ中だが、それにしても目立つ少女マンガの実写映画化。もちろん『寄生獣』『進撃の巨人』など、少年マンガ、青年誌コミックを原作とする映画も多いが、輪をかけて少女マンガの実写映画化が増えているようだ。15年に公開・公開予定の少女マンガ原作の実写映画を挙げてみる。

『繕い裁つ人』(1月31日公開/池辺葵)
町の洋裁店と、店を取り巻く人々を描く物語。主人公の店主・市江役は中谷美紀。

『娚の一生』(2月14日公開/西炯子)
榮倉奈々と豊川悦司のエロい足なめが印象的だったあれ。監督は廣木隆一。

『ストロボ・エッジ』(3月14日公開/咲坂伊緒)
福士蒼汰、有村架純らが出演の学園ラブストーリー。咲坂は『アオハライド』も映画化されている。

『脳内ポイズンベリー』(5月9日公開/水城せとな)
真木よう子主演で、アラサー女子の脳内で行われる妄想会議を描いた異色作。

『ピース オブ ケイク』(9月5日公開/ジョージ朝倉)
田口トモロヲがメガホンをとることで話題に。多部未華子、綾野剛、松坂桃李らが出演。

『ヒロイン失格』(9月19日公開/幸田もも子)
桐谷美玲、山崎賢人出演の学園ラブコメ。幸田は桐谷をヒロイン・はとりのモデルとしていた。

『先輩と彼女』(10月17日公開/南波あつこ)
これも青春ラブストーリー。ヒロインに芳根京子、相手役に志尊淳が抜てきされた。

『俺物語!!』(10月31日公開/原作:河原和音 作画:アルコ)
TVアニメ版も好評のラブコメディー。体重30キロ増を遂げたた鈴木亮平の役作りが話題に。

『orange』(12月12日公開/高野苺)
同級生の自殺を機に物語が動く、SF青春ラブストーリー。土屋太鳳、山崎賢人らが出演。

 目立つところだけでも、15年は9本も公開されいてるようだ。なぜ映画業界はこれほどまでに少女マンガの実写映画化が好きなのだろうか?

「まず人気作なら、原作ファンの動員が最低限期待できること。加えて、少女マンガの“恋愛”“青春”といったテーマは、SFやアクションが必要になることが多い少年マンガに比べると実写化しやすいんです。それに今、映画業界を支えているのは女性ですから。その女性をターゲットに絞れる少女マンガ原作は、企画が通りやすい。少女マンガに多い学園ものなら、若手中心になるから、役者へのギャラも、撮影にもお金がかかりませんからね」(映画誌ライター)

 さらに16年には、この『黒崎くんの言いなりになんてならない』のほかにも、広瀬すず主演の『ちはやふる』、「劇団EXILE」の佐藤寛太と美沙玲奈が主演する『イタズラなKiss』などの話題作の公開も控えている。今後も増えていきそうな少女マンガ原作の実写映画。粗製乱造、原作ファンの期待を裏切るような作品にならぬようお願いしたいものだ。