「E判定から現役合格」「モー娘。のオーディション」人生でしたことのある「無謀な挑戦」は? | ニコニコニュース

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誰でも、「こんなことをやってみたいなぁ」と夢見ることはあると思いますが、がんばれば実現できそうなものには挑戦できても、到底ムリだと思うものは最初からあきらめてしまう人の方が多いですよね。でも、無謀な挑戦だとわかっていても挑戦せずにはいられない!という人もなかにはいると思います。今回はそんな、「無謀な挑戦」について、社会人のみなさんに聞いてみました。

■あなたは今までに『無謀な挑戦』をしたことがありますか?
・ある…………31人(7.7%)
・ない…………370人(92.3%)

やはり無謀な挑戦をする人は少なく、全体の8%弱にとどまりました。これには「堅実が一番」や「無謀なことに挑戦するなんて恥ずかしい」と思いがちな日本人の国民性も多少は関係しているのかもしれません。

■無謀な挑戦の成功率は45%!
では、少数ながらも挑戦したことのある人は結果どうなったのでしょうか?
集計の結果は以下の通り。

・成功した……………14人(45.2%)
・失敗に終わった……17人(54.8%)

なんと、半数近くが「成功した」という結果に! これは「無謀な挑戦」をしたにしてはかなり高い確率といえるのではないでしょうか。では実際、何に挑戦し、どんな理由から成功、または失敗してしまったのでしょうか。具体的に聞いてみましたので、以下にご紹介します。

■成功した!
・大学入試で最低ランクだったのに、現役で受験した。センター試験も失敗したが、本番で何故か上手くいき、合格できた。(男性/25歳/建設・土木)

ラッキーでしたね! でも、もしかしたら知らず知らずのうちに実力がついていたのかも?

・E判定だった大学を受けた。浪人したが、最終的には首席で卒業した。(女性/31歳/学校・教育関連)
E判定→首席という努力が素晴らしいです!

・相当狭き門の編入試験を受験した。英語が得意だったので、それだけで差をつけられたらしい。(女性/30歳/電機)

自分を過小評価していただけで、本当は実力があったんでしょうね。

・39歳でCG専門学校入学。無事卒業、希望の職種についたが倒産寸前。(女性/45歳/印刷・紙パルプ)

倒産寸前は残念ですが、39歳で新たに学ぼうとするその向上心、本当に素敵です!

・就活で50社以上受けた。50社受けて6社内定をとり、一応満足した。(女性/33歳/金属・鉄鋼・化学)

それだけ受けたら、もうなにがなんだかわからなくなりそうですね……(笑)。

・ほぼ未経験の業種に、1社だけダメもとでエントリーした。エントリーシートはなるべく自分の言葉で、長くても読んでもらえるようわざとあまり人には言わない趣味を書いたりした。(女性/29歳/小売店)

作戦勝ちですね! でもウソは書いていないわけだから、やはり実力があったということだと思います。

・特にトレーニングもせずにいきなり富士山登頂。かなり疲れたが、無事に登れた。(男性/30歳/学校・教育関連)

すごい! でも山は本当に怖いですから、次はちゃんと準備してから挑戦してくださいね。

・30度で湿度が80%ある中でジーパンで3333段を登った。ここでリタイヤしたら将来もがんばれないと言い聞かせたから。(男性/31歳/食品・飲料)

足がガクガクになりそうですね(笑)。でも精神力で乗り切れるなんて、かなり自信がついたのでは?

・半年かけてダイエットで15キロ減。1カ月で3キロペースで落としていった。食べない&運動でかなり追い込んだ。(女性/28歳/運輸・倉庫)

15キロはすごい! リバウンドしないよう、引き続き頑張ってください!

■失敗に終わった!

・大学受験でとても受かりそうもない大学を受験した。学力が足りなかった。(男性/50歳以上/ソフトウェア)

今回いちばん多かったのが、大学入試に関する「挑戦」。確かに、挑戦しておきたい人生のポイントですよね。

・後立山連峰を3日間で縦走。予定通り進んだのは最初の小蓮華山~白馬岳で、後は混雑していたことも有り、難所の岩場の通過が予定より多くかかり結局5日間を要した。(男性/50歳以上/団体・公益法人・官公庁)

リタイヤしなかったのだから、完全に失敗というわけではないのでは?

・彼氏がいるといっている女性にアタックした。元からダメとはわかっていたが、自分の気持ちが済まなかったのでアタックした。(男性/50歳以上/電機)

きっちり振られれば、あきらめもつきますもんね。

・二度振られた相手に三度目の正直でアタック。無理なものは無理らしい。戦略ミス。(男性/36歳/金属・鉄鋼・化学)

「無理なものは無理」と言われたのであれば、戦略の問題ではない気が……すみません(笑)!

・F-1レーサーになりたくて、フォーミュラスクールに通ってテストを受けた。お金がたくさんないとテスト前の練習もままならないし、ぶっつけ本番の走行テストでは、プロレーサーのタイムを抜けなくて不合格で終わってしまった。(男性/32歳/ソフトウェア)

華々しい世界に挑戦するには、最初からお金が必要だったりするものなんですね~。厳しい!

・水着を着たこと。まだまだ水着が似合う体形ではなかった。(女性/34歳/商社・卸)

気持ちはわかりますが、そんなこと言ってたらいつまでたっても着れないですよ(笑)! 堂々としてれば大丈夫です!

・モーニング娘のオーディションを受けた。アイドルで通用する顔ではないので、失敗に終わった。(女性/36歳/マスコミ・広告)

意外とモー娘。のオーディション経験者って、探せば身近にいそうですね。

みなさん、いろんなことに挑戦されていて、なんだかちょっと羨ましくなってしまいました。人生は一度きり。もちろん、わざわざする必要はないと思いますが、ときには無謀だと思えることにも挑戦する人の方が(たとえそれが失敗に終わったとしても)人生楽しそうな気がします。せっかくの人生、ときには無謀に思えるようなことにも挑戦してみませんか?


(文/オチアイユキ)

調査時期:2015年7月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人男女401人 (インターネットログイン式アンケート)