リオ五輪代表候補に石川、福原ら=来春のアジア予選出場へ―卓球

 リオデジャネイロ五輪の卓球シングルス日本代表候補に、女子は石川佳純(全農)と福原愛(ANA)、男子は水谷隼(ビーコン・ラボ)と丹羽孝希(明大)が選ばれることが30日、確実になった。日本協会は9月発表の世界ランキングで日本勢の男女上位各2人を候補として選ぶと決めており、30日まで行われたチェコ・オープンがランキングのポイント対象となる最後の大会だった。

 シングルス代表候補は、男女各11(各国・地域最大各2)の五輪出場権を懸けて来年4月に行われるアジア予選(香港)に出場する。

 リオ五輪の団体代表候補(男女各1人)は強化本部の推薦で決める予定で、日本女子の村上恭和監督は「ランキングで3番目になった人を評価したい」と話している。女子の日本勢3番目には、14歳の伊藤美誠(スターツ)が入ることが確実になっている。