国会前で「SEALDs」が開いた集会で、安全保障関連法案に反対する参加者=28日夜
共同通信社

 安全保障関連法案に反対する大学生らのグループ「SEALDs(シールズ)」が28日、国会前で集会を開いた。参加者からは「安倍政権は上から目線で、(法案は)国民の理解を得られていない」との声が上がった。

 小雨の中、若い世代のほか、中高年層の参加者も目立った。壇上に上がった山梨県の都留文科大1年の男子学生は昨年、集団的自衛権行使容認の閣議決定の際にデモに参加した経験を振り返り「問題意識を持っている人がいっぱいおり、政治に怒っていいんだと思った。これからも声を上げ続けたい」と語った。