美人の基礎を作る!正しい汗のかき方 | ニコニコニュース

【モデルプレス】良い汗、かけていますか?汗はただかくだけでデトックスになるとは限りません。良い汗をかく必要があるのです。

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良い汗をかけば、体にも美容にも良いですが、悪い汗の場合、疲れやすさや熱中症を引き起こすことも。

せっかくなら良い汗をかいてキレイになりたいですよね。今回はそんな汗がテーマです。

■良い汗って?

汗には良い汗と悪い汗と呼ばれるものがあります。

悪い汗とはジトッとしてベタベタする汗。においもあり、かくと不快な汗です。

汗は本来、周りの熱を奪い、体温を下げる働きをするものですが、悪い汗の場合、蒸発しないので、体温を下げる効果もあまり期待出来ません。

一方、そうした汗本来の働きをきちんと果たしてくれるのが良い汗です。水分が多く、サラサラしていて、においもありません。

良い汗をかくと免疫力が上がり、リラックス効果も期待出来ます。

では良い汗をかくには何に気を付けたら良いのでしょうか。

■エアコン

まだエアコンを使用している人も多いと思いますが、温度設定は気にしていますか?

家に帰ってすぐ、とりあえず冷やそうと冷房の温度を一気に下げてしまいがちですが、それでは良い汗はかけません。

室外との温度差は5度以内にとどめておきましょう。

5度以上の温度差があると、体が異変を感じ驚き、自律神経の働きが乱れます。

日々、急激な温度変化で体を驚かせていては、体に良いことはありませんよ。理想は27、28度です。

■睡眠中

朝起きた時、ふとんやパジャマが寝汗でぐっしょり、という方はいませんか?

就寝後3時間が深い睡眠とされ、その間を中心に人間はコップ1杯ほどの寝汗をかくと言われています。

この時に良い汗がかかけていれば、きちんと蒸発し、朝不快感で目が覚めるということは少ないのですが、悪い汗の場合はそうでないかもしれません。

朝になっても大量の発汗でベタベタしている、体が疲れきっていてどっしりと重い、と言う場合は悪い汗をかいている可能性が高いでしょう。

寝汗を良い汗に変えるには冷房をつけっぱなしにして寝ないことが重要。タイマーのセットなどで工夫しましょう。

ちなみに生理中や妊娠中は普段よりも体温が高くなっていますので、良い汗をかいていても、朝まで汗が乾かないこともあるようです。

■入浴

良い汗をかくには欠かせないのが入浴。入浴で良い汗をかくトレーニングを行うことが出来ます。

ここで意識したいのが汗腺の働きを良くすることです。汗腺の働きが活発になれば良い汗をかくことが出来ますよ。

お風呂に普段よりも熱めのお湯を入れます。まず膝下のみを湯につけ、しっかり温めます。この時、手にも熱めのお湯を掛けながら入浴しましょう。

10分程度続けたら、ぬるま湯を足し、半身浴を10分ほど行います。

最後に、40度以下の温度で全身浴をしましょう。全身浴ではゆっくりと体を温めて下さい。

お風呂あがりに一気にクールダウンしないこともポイントです。

暑いとつい、一気に冷房で温度を下げたくなりますが、うちわや扇風機などを用いて徐々に体温を下げていくようにしましょう。

■体内から温める

悪い汗をかいてしまう人は体内の体温調節機能が上手く働いていない状態です。隠れ冷え性になっている場合もあるかも。

冷たいものを食べたり、飲んだりすることで胃腸の働きを弱めているかも知れません。

暑いからと言って、冷たいものばかり選ばず、常温や温かいものを選ぶようにして下さいね。

隠れ冷え症になってしまうと、代謝も落ちますし、むくみにもつながりますので、気をつけましょう。

生姜を加えたり、お酒を飲む時にはビールよりも赤ワインを選ぶなど、小さな工夫を心がけて下さいね。

いかがでしたか。

美容やダイエットにも効果的な良い汗がかけるよう、少しずつ自分の生活を改善したいですね。(modelpress編集部)