新天地ポルトで幸せなカシージャス「息をつく必要があったんだ」 | ニコニコニュース

イベントに出席したポルトGKカシージャス [写真]=Europa Press via Getty Images
サッカーキング

 マーケティングのイベントに出席したスペイン代表GKイケル・カシージャスがレアル・マドリードを退団した動機について記者団に語った。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

「難しい移籍だったね。でも、僕にとっては新しい経験だった。ワクワクする気持ちが新たに沸いたんだよ。レアルでの状況は最高とは言えなかった。いい面でも悪い面でも、常に注目を歩めていた。だから息をつきたいと思った。そういう場所が必要だったんだ」と、レアル・マドリード退団を振り返ったカシージャス。

 そして「今は幸せだよ。僕の顔を見れば分かるよね」と現状への満足感を示すと、「僕が見た感じだと、レアル・マドリードは非常に好調だね。非常にうまく強化されていて、素晴らしい選手たちがいる。この間の試合、(スポルティング・)ヒホン戦は連携に問題があって引き分けてしまったけれど、いいプレーはしていた。ベティス戦で見せたようなプレーを続けてほしいね。いい試合をして、新しいメンバーと一緒に首位に追いついてほしい。まだ2試合しか終わっていないのだから、騒ぎ立てることはないと思う」と古巣にエールを送った。

 また、ポルトガルでの新しい生活にも非常に満足しているという同選手は、「ポルトがサン・シーロでのチャンピオンズリーグ決勝に進出してレアル・マドリードと対戦できることを望んでいる」と付け加え、同胞のGKダビド・デ・ヘアについては、「驚異的な選手だよ。素晴らしいGKだから最高のものを手にして当然だと思う」と絶賛。

 レアル・マドリードのサポーターに対しては、「文句は何もないよ。レアル・マドリードにいた15年間サポーターの愛情を感じていたし、感謝している。十分な働きをしたと思うので、どこに行っても、誰もが感じ良くしてくれる」と述べている。