申し合いをする日馬富士(右)=1日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋
共同通信社

 右肘の負傷で大相撲名古屋場所を途中休場し、再起を期す横綱日馬富士が1日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で秋場所(13日初日・両国国技館)に向け、本格的に始動した。部屋の関取衆と14番取り「痛みはだいぶ和らいだ」と回復をうかがわせたが、出場については「まだまだ。今は稽古に集中させてください」と慎重だった。

 2013年の九州場所を最後に賜杯から遠ざかる。関取衆との申し合いは先週から再開したそうで、この日は右肘の力の入り具合を入念に確認していた。4日の横綱審議委員会による稽古総見への参加は「様子を見ながら。何とも言えない」と態度を明らかにしなかった。

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