東証反発、終値1万8182円 米株式相場の上昇好感

 3日の東京株式市場は、前日の米国株式相場の急伸を好感して買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は4営業日ぶりに反発した。終値は前日比86円99銭高の1万8182円39銭。

 東証株価指数(TOPIX)は8・99ポイント高の1474・98。出来高は約22億2200万株。

 前日の米ダウ工業株30種平均が月内の米利上げ観測の後退を受けて上昇した流れを東京市場も朝方から引き継いだ。3日間で平均株価は1000円超下げていたため、割安感ある銘柄を中心に買われ、上げ幅は一時、300円を超えた。

 その後は様子見ムードが強まり、次第に売り注文も出て午後に伸び悩んだ。