ソニー、世界初4Kディスプレイ搭載モデルなど「Xperia Z5」シリーズを発表 | ニコニコニュース

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ソニーモバイルコミュニケーションズは9月2日(ベルリン時間)、Xperia Z4の後継になるフラッグシップスマートフォン「Xperia Z5」、4Kディスプレイを搭載した最上位モデル「Xperia Z5 Premium」、小型モデル「Xperia Z5 Compact」などXperia Z5シリーズを発表した。Z5とZ5 Compactは10月、Z5 Premiumは11月の発売を予定している。

Xperia Z5シリーズはアルミフレームを用いた筐体にガラスを組み合わせたデザインを継承し、Xperia Z4と同様にIP65/68相当の防水・防塵性能を備える。3機種ともに新たに指紋センサーが電源ボタンに統合されており、電源ボタンに触れて素早くロックを解除できるようになった。

大きな強化ポイントになっているのがカメラだ。Xperia Z1以来となるカメラモジュールの刷新を行っており、背面カメラに1/2.3型と大きな2300万画素のExmor RS for Mobileセンサーを採用し、F2.0のGレンズを組み合わせた。さらに位相差方式とコントラスト方式を併用したハイブリッドオートフォーカスを用いることで最速0.037秒の高速オートフォーカスを実現している。最大ISO12800の静止画と4Kビデオの撮影をサポート。クリアイメージズーム技術によって、5倍ズーム使用時でも画質を維持した鮮明な写真を撮影できる。SteadyShotも向上しており、自転車やスケートボードなどアクション撮影において映像や画像がより安定する。前面カメラは、500万画素のExmor R for Mobileセンサーを備える。

オーディオ機能も充実しており、ハイレゾ音源再生に対応、MP3やAACなどの圧縮音源もDSEE HXTMテクノロジによってアップスケールした音質で再生する。またノイズキャンセリング機能を搭載したハイレゾ・オーディオ対応ヘッドセット「MDR-NC750」を用いることで、ノイズキャンセリングしながらハイレゾ音源を楽しめるようになった。

プロセッサはQualcomm Snapdragon 810 (MSM8994)でRAMは3GB。フラッシュメモリは最大32GB、microSDカードスロット(最大200GB)を備える。ワイヤレス機能は、Wi-Fi(Z5とZ5 PremiumはMIMO、Z5 CompactはSISO)、Bluetooth 4.1、NFCなど。OSはAndroid 5.1 Lollipopだ。

○Xperia Z5 / Xperia Z5 Compact

Xperia Z5とXperia Z5 Compactには、背面のガラスにつや消し処理を施したフロストガラスが用いられており、シンプルで一体感のあるデザインになっている。

Xperia Z5は、5.2インチのフルHD(1920×1080)ディスプレイを搭載する。バッテリー容量は2900mAh。本体サイズは146×72×7.3ミリ、重さは154グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、ゴールド、グリーンの4色。

片手で扱いやすいコンパクトサイズのXperia Z5 Compactは、4.6インチの720p HD(1280×720)ディスプレイを搭載し、本体サイズは127×65×8.9 ミリ、重さは138グラムだ。色は、ホワイト、グラファイトブラック、イエロー、コーラルの4色。

○Xperia Z5 Premium

5.5インチ・ディスプレイのXperia Z5 Premiumは、スマートフォンとして初の4K UHD(3840×2160、806 PPI)液晶を搭載し、撮影した4Kビデオをそのままの解像度で楽しむことが可能。また、フルHD以下のビデオや写真もアップスケール技術によって、4K解像度に相当する画質で表示する。

背面のガラスに鏡のようにつやのあるガラスが用いられており、高級感のある仕上がりになっている。本体サイズは154.4×76.0×7.8 ミリ、重さは180グラム。3430mAhの大容量バッテリーを内蔵し、最大2日のバッテリーライフを実現している。色はクローム、ゴールド、ブラックの3色。

Xperia Z5シリーズには、各モデルのサイズや色に合わせた「Style Cover Window」ケースが用意される。カバーを閉じたままでも最大5つのウイジェットにアクセスすることが可能だ。

(Yoichi Yamashita)