小泉純一郎元首相は3日、神奈川県小田原市での講演で「原発を再稼働すれば、また核のごみが増える」と述べ、再稼働を進める安倍政権を批判した。

 主催団体によると、九州電力の川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)が8月に再稼働して以来、小泉元首相の講演活動は初めて。

 元首相は「原発を導入したのも政治、ゼロにするのも政治が決断すればできる。自然エネルギーを使って経済発展させる議論をしないのは実に惜しい」と指摘。

 高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定を国主導で進める方針には「政府が決めると地方自治体がオーケーしてくれるというのは甘いし、無責任じゃないか」と述べた。