更なる高みを目指す本田「なぜ3点しか取れなかったのかを見ていくべき」 | ニコニコニュース

カンボジア戦に先発出場した本田圭佑(中央) [写真]=兼子愼一郎
サッカーキング

 ロシア・ワールドカップ アジア2次予選が3日に行われ、日本代表とカンボジア代表が対戦した。試合はFW本田圭佑、DF吉田麻也、MF香川真司が得点を奪い、日本が3-0で快勝を収めている。試合後、決勝点を奪った本田が記者団の取材に応じた。

 日本代表通算30ゴール目となるミドルシュートを沈めた本田は、得点後に大きな喜びを見せず、スタジアムも一瞬静まり返った。ゴール後を振り返った本田は「入ると思わなかったんでとりあえずはホッとしたということと、同時にリードできたんで、また気持ちを切り替えて2点目を取りに行きたいという感じでした」とすぐさま次に切り替えたと話している。

 スタジアムがあまり盛り上がりを見せなかったことについては「当然ながら我々が勝って当たり前という見方をされている部分がそういう雰囲気にさせたんじゃないかなと思います。けど、何度も言うように簡単な試合じゃなかったんで、それはそれで良かったんだと思います」と述べ、困難な試合であったことを改めて強調した。

 また、相手を押し込む試合展開については「普段やっているサッカーとは全く違う考え方で臨まないとできないんですよ。これはサッカーをやっている人にしか分からないかもしれないですけど、全く違うマインドなんです。いけそうだからいくってマインドだったら、まず引っかかるんですよ。それで実際に引っかかったのがシンガポール戦。そこに試合の中で緩急をつけて切り替えていかなければいけない」とクラブチームと日本代表の両方で戦う難しさを語った。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が再三指摘しているミドルシュートについては「昔から言われている日本代表の課題の一つであるのは間違いないとは思います。ただ、サッカーは何でも新しいものに取り組めばいいというものではなく、新しいものに取り組めば、前にできていたことができなくなることもある。日本代表のいいところ、今いる選手のいいところを思う存分にピッチで発揮しながら、そういったミドルシュートのような部分にも取り組んでいって怖さを増していけたらと思います」と、これまでの長所と新たな取組を上手く融合させる必要があると主張している。

 今後に向けては「高いものを求めるんであれば(3-0は)全然ですよね。そこには到達していないと思います。やっぱりもっと上を目指していかないといけないし、(日本代表は)そういうチームでしょ。そういうところは勝った時にこそ厳しく、なんで3点しか取れなかったのかを見ていくべきだと思います」と課題を見つめ直し、次につなげる必要があると語った。

 日本代表は8日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムでアフガニスタン代表と対戦する。