自分だけ可愛く写るiPhone自撮り用の本格的リングライト | ニコニコニュース

自分だけ可愛く写るiPhone自撮り用の本格的リングライト
週刊アスキー

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魔法の自撮りライト「セルキラ」

魔法の「自撮りライト」が欲しい! 
(ただし自分だけ可愛く写る!)

 そんな思いから生まれたというiPhone用の本格的なリングライト。

 iPhoneのインカメラで自撮りするとき、夜間イベントやBarなどでの暗い場所だと、光量が足りず顔が暗くなってしまいます。原因はiPhoneの画面側にライトがないことにあります。顏の前面から光を当てないことには、例えば背景にスポット的なライトがあったとしても、なかなかキレイな自撮りにはなりません。

 そこで考え出されたのは、iPhone用のリングライト『自撮り専用ライト セルキラ』です。
 一眼などカメラの場合、“リングライト”が暗い場所でのポートレート撮影でモデルの顔色や目の光を与えるのに重宝されます。このリングライトをiPhone用にも応用しようというのが製品の発想です。

 クリップのようにスマホに挟むだけで装着できるので、iPhone4以降に装着可能。ほかiPhone以外でもiPadをはじめ、スマートフォンおよびフィーチャーフォンで利用できます。
  光量が多く輝度の調節もできるため、シーンに応じて光の加減を調整しながら撮影できるのが特徴です。取り付けにイヤホンジャックを使わないのでイヤホンジャックを使う“有線式シャッター付き自撮り棒”との併用ができるという配慮もされています。

 『自撮り専用ライト セルキラ』はセルフポートレートも得意とするギークなフォトグラファーJulie Watai氏が発案したプロジェクトで、ただ今クラウドファンディングサービス『きびだんご』で、ただ今サポーターを募っています。

クラウドファンディングの弱点が垣間見えた

 実はプロジェクトにはトラブルがあって、サイト上でアイディアを公開していたところ、支援受付を開始する以前に海外で類似商品が登場してしまったのです。パッケージにはサイトで公開していたJulie Watai氏の画像も無断使用され、明らかに“パクリ”。
 活動報告でJulie Watai氏が指摘するように、このようなケースは、従来の商品開発ではローンチするまで明かされない企画内容を、資金を募る上で早期に公開するため起こり得てしまい、まさに、クラウドファンディングの“弱点”が突かれたともいえます。

 すでに類似の商品が世に出てしまった上で、「いくらパクられてもこだわり部分は確実に本当に欲しいユーザーのみなさまに響く」と考えて遂行された今回のプロジェクト。我々買い手はどう受け取るべきでしょうか?