【シリコンバレー共同】トヨタ自動車は4日、人工知能(AI)を自動車などに応用して交通事故の死傷者低減などにつなげる安全技術の開発を目指し、米有力大学のマサチューセッツ工科大(MIT)、スタンフォード大の専門機関と連携し、それぞれの大学と研究施設を設立すると発表した。今後5年間で計約5千万ドル(約60億円)を投じる。

 AIを活用した高度な状況判断や人と機械との安全な相互協調などの研究を進める。研究成果を生かし、自動車の運転支援といった安全技術の向上や、ロボットへの応用などを目指す。

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