『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』PS Vita版を“初音ミク「マジカルミライ 2015」”で遊んできた! 新要素を中心にリポート | ニコニコニュース

ファミ通.com

文・取材:編集部 ロマンシング★嵯峨

●前作からいろいろ変わってそう! でもミクさんはあいかわらずかわいい!!

 2015年9月4日に開幕した、初音ミクを取り巻く創作文化の“今”を発信するイベント“初音ミク「マジカルミライ 2015」”。このイベントは、ライブと企画展で構成されており、ライブは日本武道館にて2015年9月4日~5日に、企画展は科学技術館にて9月4日~6日に開催される。

 企画展会場内のセガゲームスブースには、先日発表されたばかりの最新タイトル『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』(プレイステーション Vita版は2016年3月発売予定、プレイステーション4版は2016年秋発売予定)のPS Vita版が早くもプレイアブル出展されている。試遊できる楽曲は、「ラズベリー*モンスター」(アーティスト:HoneyWorks)だ。

【画像14点】「『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』PS Vita版を“初音ミク「マジカルミライ 2015」”で遊んできた! 新要素を中心にリポート」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)

 試遊版を手に取ると、前作を遊んだことがある人は「お、なんか違う」と思うだろう。まず目を引くのは、画面左上に書かれている“COOL AREA”という文字。

 セガゲームスから先日明かされた情報によれば、本作で新たに登場する“ライブクエストモード”は、“ミクたちとともに5つのエリアを巡り、リズムゲームをプレイ、クエストをクリアしていくモード”であるらしい。ということは、COOL AREAは、5つのエリアのうちのひとつということだろう。

 エリアの中に表示されている「ラズベリー*モンスター」を選択すると、クエストを選ぶ画面に移る。今回はEASY、NORMAL、HARDの3種類のクエストが用意されており、それぞれクリアー条件が異なる。

 “ライブクエストモード”では、リズムゲームをプレイして、“ボルテージ”(リズムゲーム画面の右下に表示されている数字)を一定値まで高めればクリアーとなる。記者は『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ-』シリーズ経験者なので、HARDを選択した。

 続いて、“SET UP”画面に遷移。この画面では、“曲”と“モジュール”と“ステージ”の名前が表示されていた。試遊版であるため、設定を変えることはできなかったが、本作では“曲やモジュール、アクセサリーの組み合わせが攻略に関わってくる”そうなので、きっとここで組み合わせをアレコレ考えることになるのだと思う。

 いざプレイしてみると……先ほど書いた通り、記者はシリーズ経験者なので、操作自体に戸惑うことはなかったのだが、焦ったのは「思ったより、求められているボルテージの値が高い!?」ということ。HARDのクエストでは125000ボルテージがクリアー条件となっていたのだが、なかなかその値まで到達せず、「大見得を切ってHARDを選んだのに、クリアーできなかったらどうしよう」と冷や汗をかいた(その後、無事にクリアーできました)。なるほど、ボルテージを上げるには、モジュールやアクセサリーの組み合わせが重要になってきそうだ

 また、新要素である“ラッシュノーツ”も体験。これは、“RUSH”と表示されたら、対応するボタンを規定時間内に連打すると、スコアがアップするというもの。一定回数の連打を終えると、メロディアイコンがパン! とはじける。HARDでプレイしたためか、なかなかアイコンがはじけず、またしても焦ったが、いい緊張感と爽快感を与えてくれる要素だと思う。

 そして今回は、クエストのクリアー条件を満たし、チャンスタイムを成功させることで、モジュールがランダムドロップする仕様になっている。チャンスタイムを成功させると、魔法少女の変身シーンのように、キャラクターが新しいモジュールに着替えます! 記者がプレイしたときは、『F 2nd』にも収録されていた“ブレス・ユー”(デザイン:しらこむぎ)が手に入った。宣伝担当のなっちゃん氏によれば、今回の試遊バージョンでは、「ラズベリー*モンスター」に合わせてデザインされた“ラズベリーイズム(デザイン:秋赤音)”を含む6種類ほどのモジュールがランダムドロップするとのこと。

 わずかな時間のプレイでも、「前作からいろいろ変わってそう! でもミクさんはあいかわらずかわいい!!」ということがわかる今回の試遊バージョン。マジカルミライ 2015の企画展は、9月5日は9時から19時まで(最終入場18時30分)、9月6日は9時から16時まで(最終入場15時30分)までオープンしているので、この機会にぜひ『初音ミク -プロジェクト ディーヴァ- X』をプレイしてみてほしい。

●他ブースにも“SEGA feat. HATSUNE MIKU Project”関連商品が!

 グッドスマイルカンパニーブースには、『F 2nd』に登場したモジュール“オレンジブロッサム”のフィギュアのサンプルが展示されている。リボンのヒラヒラ感がたまりません。

 ボークスブースには、『Project DIVA』シリーズや『Project mirai』シリーズでおなじみの衣装のドールが。リボンガールのドレスセットも製作中とのこと。

 PlayStationブースでは、抽選で“Project Morpheus”の技術デモ『SEGA feat. HATSUNE MIKU Project: VR Tech DEMO』がプレイ可能。このデモがどんなものかは、以前記者が書いたプレイリポートでぜひチェックしてほしい。

(C) SEGA / (C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net


記載の商品名および社名は各社の登録商標です。
※画面はプレイステーション Vita版の開発中のものです。