党首会談に臨む(左から)無所属クラブの水野賢一氏、生活の党の小沢共同代表、共産党の志位委員長、民主党の岡田代表、維新の党の松野代表、日本を元気にする会の松田代表、社民党の吉田党首=4日午前、国会
共同通信社

 民主、維新、共産、社民、生活、日本を元気にする会の6野党は4日、党首会談を国会内で開き、参院で審議中の安全保障関連法案の成立を阻止する方針で一致した。幅広い野党結集を図るため、参加を呼び掛けられた参院会派の無所属クラブも賛同した。具体的な対処方針を協議するため、来週中に再度協議することも確認した。

 民主党の岡田克也代表は会談後、記者団に「内閣不信任決議案や問責決議案の扱いに関する議論は出たが、現時点で決めることではない」と述べた。

 与党は参院平和安全法制特別委員会で審議している安保法案の採決に関し、14日の週とする方向で調整を進めている。