道の駅にタクシー運転手遺体=腹に刺し傷、殺害か―秋田県警

 5日午後10時15分ごろ、秋田県鹿角市花輪の「道の駅かづの」の駐車場で「血だらけで倒れている人がいる」と通行人から110番があった。駆け付けた県警鹿角署員が、停車したタクシーのそばで男性が血を流して倒れているのを発見。病院に搬送したが死亡が確認された。

 同署によると、死亡したのは近くに住むタクシー運転手田中義次さん(66)。助手席側の車外に倒れており、腹部を中心に複数の刺し傷があった。同署は何者かに殺害されたとみて、車内から奪われた物がないかなどを調べている。凶器は発見されていない。

 現場は市の中心部で、近くにホームセンターなどがある。