京都市左京区の山中で5月、埋められて一部が白骨化した女性が見つかった死体遺棄事件で、遺体は同区の40代女性の可能性が高いことが7日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警は裏付け捜査で身元の特定を進め、遺棄の経緯を調べる。

 捜査関係者によると、届け出などで分かっている府内の行方不明者のうち複数の女性を対象にDNA型鑑定などで照合したところ、左京区の女性とほぼ合致する情報があった。

 これまで京都や滋賀、大阪などの2府3県で失踪した15~40歳の女性約160人を調べてきたが該当者がおらず、対象年齢を拡大していた。

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