人生の大失敗1位は「就職先選び」 | ニコニコニュース

後悔したことについて「なし」(44歳)と答えた人も。なんてすがすがしい写真/PIXTA
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過去を振り返り、「あっちの道を選んでおけば良かった」とか「こうしておけば良かった」と後悔したこと、誰しも1度や2度はあるはず。「たられば」を考えだしたらキリがないけど、過去に戻ってひとつだけやり直せるとしたら、何を選ぶ? そこで今後の参考のためにも(?)、20代には身近な“人生の先輩”といえる30~40代の男性会社員200人に、人生で「これは失敗だった」と思うことについてアンケート調査した(協力/アイ・リサーチ)。

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〈人生で「失敗だった」と思うことTOP10〉


(全14項目のなかから上位3位まで選択。1位3pt、2位2pt、3位1ptとして集計)

1位 就職先を間違えた 166pt


2位 進路選びを誤った(文系・理系の選択や進学先など) 146pt
3位 ちゃんと貯金しておかなかったのは失敗だった 130pt
4位 学生時代に英語を身につけておかなかったのは失敗だった 125pt
5位 若いうちにもっと遊ばなかったのは失敗だった 104pt
6位 転職先を間違えた 73pt
7位 結婚相手を間違えた 72pt
8位 会社の辞め時を間違えた 71pt
9位 若いうちに海外経験を積まなかったのは失敗だった 68pt
10位 株の売買タイミングを間違えた 56pt

※番外


11位 家の買い時を間違えた 46pt
12位 付き合う恋人を間違えた 44pt

上位には、就職、進路など、やはり「人生の岐路」に関する項目が目立つ。当時の「決断」に後悔を抱いている人が多いようだが、「結婚相手」なんていう笑えない後悔も…。それぞれに寄せられたコメントは以下の通りだ。

●1位 就職先を間違えた 166pt


「ブラック会社一直線だった」(33歳)
「内定を断ったが入社していれば今の年収以上になっていたから」(47歳)
「今の自分を生かしきれていないし、自分を知った上で就職活動をすべきだった」(45歳)
「やりたい仕事が出来ていないから」(49歳)
「バブル入社のため選び放題だったにもかかわらず、就活に手抜きをしすぎた」(48歳)

●2位 進路選びを誤った(文系・理系の選択や進学先など) 146pt


「音楽関係で夢をもっと追っても良かった」(37歳)
「公務員になるための学部に行くべきだった」(49歳)
「経済学部にすればよかった」(38歳)
「文系なのに結局SEになっているから」(44歳)
「理系のほうが身になった気がする」(32歳)
「文系にすればよかった」(44歳)

●3位 ちゃんと貯金しておかなかったのは失敗だった 130pt


「全部飲み代に消えてしまった」(39歳)
「老後が大変不安」(46歳)
「子供が急な病気の時に大変な思いをした。急に喘息の発作が起き、入院。なんとかなりましたが、治療費が大変だった。また急な不況の時に収入が下がり、米が買えない状況にまでなってしまった」(43歳)
「習慣がついていないので、生涯無理だと思うため」(39歳)

●4位 学生時代に英語を身につけておかなかったのは失敗だった 125pt


「今、海外と仕事しているから」(45歳)
「海外で普通にビジネスできる英語力をつけたかった」(47歳)
「英語が足をひっぱっていることは否めない」(42歳)

●5位 若いうちにもっと遊ばなかったのは失敗だった 104pt


「今からでは遊べないから」(41歳)
「遊びの話をされてもわからない」(38歳)

20代の筆者からすると、40代の諸先輩の後悔の言葉が胸に突き刺さる…。かなうことなら、先輩たちの教訓を胸に失敗のない人生を送りたいものだ。「もっと遊ばなかったのは失敗だった」と後悔しないように、今のうちに遊んでおくことなら割と簡単にできそうですが…やっぱりそれじゃダメ?


(梵 将大)

※当記事は2015年09月05日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。