ザハ・ハディド氏(ゲッティ=共同)
共同通信社

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の新たな整備計画で、見直し前の原案デザインを担ったザハ・ハディド氏の建築事務所と日建設計(東京)は7日、公募に向けた設計チームを組んだことを明らかにした。

 ハディド氏は「(見直し前の)取り組みと知見を基に、包括的で十分にコストを考慮したデザインを短期間に展開できる。五輪を前に、十分な準備を行える余裕を持って、完成できると確信している」とコメントした。

 日建設計も、見直し前の設計で敷地の分析や使い勝手、景観などで協議を積み重ね、4千枚を超える実施設計図をまとめてきたと説明した。